NPRもどき その3
やっていることは,基本的に今までのものと同じです.
一応処理の流れはこうなります.↓
- 入力画像にラプラシアン・フィルタをかけ,さらにぼかしを掛けた画像を輪郭周辺部の情報の画像として用意.
- 入力画像を輝度値でグレースケールに変換.
- 画像中のランダムな点を選択
- その点の輝度値に応じて,点を打つ確率を変える
- 輝度値にラプラシアン・フィルタの画素値を重みづけして加えた値,と0〜255の乱数を比較して,乱数の方が大きかったら,黒い点で描画(フォトン・マップやパストレでの,フォトンやパスの挙動を決めるロシアンルーレットみたいな感じ)
- 3〜4をひたすら繰り返す.
てな感じです.
で,このアルゴリズムだと,ずっとループを回してると全体がかなり真っ黒になってしまいます.
画像の白い部分には,もっと白くなるようにしたかったので,ロシアンルーレットに用いる確率はsinカーブを描くように,重みづけをしています.
(うーん,文章にするとムダにわかりづらくなる気がする.大したことはやってないのに・・・)