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C#とXAML好きなプログラマの備忘録。最近はWPF系の話題が中心です。

NTVS 1.2 をインストールしてみた

Visual StudioでNode.jsアプリ開発を行うための拡張機能のNode.js Tools for Visual Studio(NTVS)ですが、コイツの新バージョンNTVS 1.2がリリースされてます。

インテリセンスのためのTypeScript/JavaScriptコード解析エンジンが更新されたようで、劇的にパフォーマンスが改善されています。

↓を見ると、新しいエンジンはSalsaが使われているようですね。
https://github.com/Microsoft/nodejstools/wiki/IntelliSense-and-Editing#intellisense-in-ntvs-12

今までのバージョンだと、ちょっと大きめのプロジェクトなどを開いたときに、VSの動作がとてつもなく遅くなったりしてました。
自分の環境でも、VSのプロセスがメモリ2GB近く消費することもちょくちょくあり、最近ではNode.js系の開発は、極力VSを使わずにVSCodeで行ってました。

ですが、NTVS1.2の新エンジンでは、この辺のパフォーマンスが大幅に改善されています。
NTVS1.2に更新して、インテリセンスのエンジンを新しいものに変更すると、サクサク動作するようになります。 f:id:minami_SC:20160806094850p:plain

ちなみに、TypeScriptの新規プロジェクト・ウィザードの項目はこんな感じ。
そろそろ、Express4のテンプレートにして欲しい気もします。
f:id:minami_SC:20160806094859p:plain

でもまぁ、古いバージョンのTypeScriptコンパイラ使ってると、新しい型定義ファイルが使えなかったり、、、いろいろと組み合わせの問題があるし。。。

結局はこういうテンプレート使うより、自分でプロジェクト作る方が何かと便利かもしれません。