SourceChord

C#とXAML好きなプログラマの備忘録。最近はWPF系の話題が中心です。

FluentWPF 0.2.2をリリースしました

2件ほどプルリクをいただいたので、マージしてFluentWPF0.2.2としてリリースしました。

Release v0.2.2 · sourcechord/FluentWPF · GitHub

Nugetからは以下のコマンドでインストールできます。

Install-Package FluentWPF

https://www.nuget.org/packages/FluentWPF/

変更内容

今回の変更内容は以下の2点です。
(どちらもプルリクでいただいた内容です。)

  • AcrylicWindow.ShowTitleBar="False"のときに、タイトルバー部分の余白ができる
  • ウィンドウ作成後に、AcrylicWindow.Enabled添付プロパティをTrueにしても、ウィンドウがアクリル化されない不具合を修正

AcrylicWindow.ShowTitleBar="False"としたときに、以下のようにタイトルバーがあった部分に無駄な余白ができてしまっていました。
f:id:minami_SC:20180221231918p:plain

<fw:AcrylicWindow x:Class="FluentWPFSample.Views.AcrylicWindow"
                  xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
                  xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
                  xmlns:d="http://schemas.microsoft.com/expression/blend/2008"
                  xmlns:fw="clr-namespace:SourceChord.FluentWPF;assembly=FluentWPF"
                  xmlns:local="clr-namespace:FluentWPFSample.Views"
                  xmlns:mc="http://schemas.openxmlformats.org/markup-compatibility/2006"
                  Title="AcrylicWindow"
                  Width="300"
                  Height="300"
                  ShowTitleBar="False"
                  mc:Ignorable="d">
    <Grid Background="#70FFFFFF">
        <TextBlock Margin="10"
                   HorizontalAlignment="Left"
                   VerticalAlignment="Top"
                   Text="この部分がコンテンツ領域"
                   TextWrapping="Wrap" />
    </Grid>
</fw:AcrylicWindow>

今回のバージョンアップで、こんな風にちゃんとウィンドウ全域が描画領域になります。
f:id:minami_SC:20180221231929p:plain

今後の予定

現在、OSのアクセントカラーやLight/Darkのテーマ設定を反映できるように対応を進めています。
f:id:minami_SC:20180221233148g:plain

この辺、ある程度動作するコードは書けてるんだけど、クラス名とかXAMLからのプロパティ定義をどんな仕様にするか、まだ少し悩んでいます。

もう少し時間がかかりそうですが、こんな対応を進めてこうと思ってます。
とりあえず、今月中にはテーマ対応をして次バージョンをリリースしたいなぁ。