Visual Studio Code 0.9.1の新機能・変更点
VSCode 0.9.1での変更点や新規機能をざっとまとめておきます。
https://code.visualstudio.com/updates
拡張機能のインストール先フォルダ
VSCodeの拡張機能のインストール用フォルダが作られました。
V0.9.1で追加された追加テーマファイルや、シンタックスハイライトの設定ファイルなどはここに置けばよいみたい。
テーマや言語シンタックスの追加
VSCodeのUIのテーマや、言語のシンタックスハイライトなどを追加できるようになりました。
テーマやシンタックスハイライトを、それぞれtmTheme/tmLanguageという形式で追加できるようになってます。
VSCodeに追加するには、このtmTheme/tmLanguageのファイルを所定の形式のフォルダに格納して、ユーザー直下の「/.vscode/extensions」フォルダに入れてVSCodeを再起動すればOKです。
準備
VSCodeに追加するテーマやシンタックス定義は特定の形式でフォルダに格納しておく必要があります。
これを簡単に作れるように、VSCodeの拡張機能用にyoのジェネレータが用意されてます。
ということで、このジェネレータを使えるように、yoとgenerator-codeをグローバルにインストールしておきます。
npm install -g yo npm install -g generator-code
ここで、yo code
と打つと、VSCode用のジェネレータが起動します。
準備はこれで完了
テーマの追加
試しに適当にテーマを追加してみます。 tmTheme形式のテーマファイルは、以下のサイトでたくさん公開されてます。
ここで、テーマを適当に見繕い、DownloadボタンのリンクからtmThemeファイルを取得します。
このURIを前述のジェネレータで指定して、いろいろと項目を入力してくと、、、
できました。
出来上がったフォルダ一式を「/.vscode/extensions」にコピーしてVSCodeを再起動します。
するとテーマ一覧に追加されます。
言語のシンタックス定義を追加
これもテーマ追加と同じようにできるみたい。
tmLaungageファイルを用意して、generator-codeに読み込ませて、所定の形式のフォルダを作成すればOKです。
Markdownプレビューの改善
プレビュー表示の改善
コードブロック領域が色分けされてわかりやすいようになりました。
ほかにもフォントサイズなど色々とプレビュー時の表示を改善してるようです。
プレビュー表示用のコマンド追加
「Markdown: Open Preview to the Side」というコマンドが追加されました。
「Ctrl+K,V」というショートカットでもOK。
エディタを分割しつつ、Markdownのプレビューモードで開いてくれます。
その他
他にも以下のような変更点がありました。
- デバッガ関係
- デバッガのパフォーマンス改善
- デバッグコンソールのUIデザインが若干カラフルになって視認性がよくなった、など。
- settings.jsonの新規設定項目
- Pre Launch Task
- launch.jsonでpreLaunchTaskというプロパティを使ってタスクの実行前の動作を定義できるようになりました
- たとえば、デバッガ開始前には必ずBuildタスクを走らせる、など。
- TypeScript 1.6.2のサポート
- tsconfig.jsonでisWatchingなどの設定ができるようになってます。
- OmniSharpの更新
- OmniSharpサーバーの状態が、ウィンドウ右下のステータスバーに表示されるようになったとのこと。
- Unity関係
- Unity向けのシェーダー言語ファイルでシンタックスハイライトに対応したようです。