.Net 4.6.2でのWPFのソフトキーボード対応の改善
この記事はXAMLアドベントカレンダー 2016 4日目の記事です。
今まで、WPFのTextBoxはタップしても、ソフトキーボードが表示されませんでした。
ですが、.Net4.6.2でソフトキーボードのサポートが強化され、テキストボックスタップ時に自動でソフトキーボードが出現したり、フォーカスが外れたらソフトキーボードが非表示になったりするようになりました。
あまり、詳細な説明は書かれてませんが、以下に少し説明が書かれています。 https://blogs.msdn.microsoft.com/visualstudio_jpn/2016/08/02/net-framework-4-6-2-%E3%82%92%E7%99%BA%E8%A1%A8/
しかし、どのように動作するのか詳細なことが書かれていないので、実際に試して確認してみました。
Win10 Aniverssary Update 環境で試してみたところ以下のように動作しました。 * 通常のデスクトップモードでは、ソフトキーボードは自動で出現しない * タブレットモード動作時にTextBoxをタップすると、自動でソフトキーボードが出る
↓タブレットモードで、TextBoxをタップした時
タブレットモードOffの時はソフトキーボードが出ないのは若干気になります。
ですが、ソフトキーボードが使いたくなるシチュエーションはタブレットモードの時が多いと思うので、これでも一応大まかな役目は果たしてくれるのかな、と思います。