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C#とXAML好きなプログラマの備忘録。最近はWPF系の話題が中心です。

dotnetconf2015のwpf4.6紹介動画

先日のdotnetconf2015でのWPF4.6についての紹介動画があがってました。

ちょっと時間が立ってしまいましたが、ざっと見てみました。
リスニング能力がダメダメなので、あまり細かいとこまでは見れてませんが…

ということで、いいなと思った点をメモ。

アセンブリのnuget経由での提供

18分~くらい
PresentationFramework, PresentationCore, WindowsBaseなどのwpfの様々なアセンブリが、nuget経由でも提供されるようになるようです。
WPFで作った各アプリが、それぞれ違ったWPFのバージョンをターゲットとして動作できるみたい。

今までのように、クライアント環境にインストールされている.netのバージョンに依存せず、対象としたいバージョンのWPFアセンブリを、アプリと一緒に配布できるようになるのかな??

コンテンツの遅延ロード

26:30~くらい
UIの遅延ロードのためのプロパティが追加されるみたいですね。
動画の中でちょこっとxamlのサンプルコードが出てますが、「x:DeferLoadStrategy="Lazy"」というプロパティをつけることで、VisualTreeの要素を遅延ロードできるようになるみたい。

Peek in XAML

33分~あたりで、実際にVSやBlendを使ったデモを行ってます。
その中でも、地味だけど何気に便利そうと思ったのがコレ!!

36:40~くらい
C#のコードエディタなどで使えるPeek DefinitionのXAML版ですが、使っている所を動画で見てみると、予想以上に便利そうだなぁと感じました。
UI要素のStyleをApp.xamlや別xamなどにまとめて定義してるような時に、そのStyleが使用されているファイルをXAMLエディタで要素をグラフィカルに見ながら、別ファイルのリソース定義を編集できるようになります!!


また、デモの動画を見てると、リソースの参照だけでなく、コードビハインドで定義したイベントハンドラも追いかけられるようです。



↓もう一つ、こんなのも。こっちも気になる。