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C#とXAML好きなプログラマの備忘録。最近はWPF系の話題が中心です。

VS2015のXAMLエディタの新機能~XAMLのRegion機能~

あんま知られてなさそうだけど、地味に便利そうな新機能。
XAMLでも、C#のRegionディレクティブのような感じで、コードにブロックを定義して折りたためるようになりました。

以前channel9のWPF4.6新機能紹介の動画を見て気になってた機能ですが、さっそく使ってみました。
Windows Presentation Foundation (WPF)-Anwendungsentwicklung | Visual Studio TV – Deutsch | Channel 9


↓気がついたら、日本語字幕付きのバージョンもアップされてました。上記動画の5:05~あたりのところで説明されてます。

こうやって、<!--#region 領域名-->・・・<!--#endregion -->というコメントで折りたたみたい領域を囲むと、、、
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XAML上の任意の範囲をRegionとして折りたたむことができるようになります。
f:id:minami_SC:20150808002347p:plain



ちなみに#region~#endregionの階層があっていない場合はRegionとして認識しません。
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まぁ、こんな風にブロック作って折りたたまれたら、XAMLのツリー構造が全然分からなくなってたまったもんじゃないので、当然の動作ですねw

注意点

以下のように、<!--と#regionの間にスペースがあると、ブロックとして認識されなくなります。
Xaml Stylerでコードの整形をすると、コメント部分にこのようなスペースが自動で入るので、注意しておいた方がいいですね。
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頻繁に使う機能ではないと思いますが、グチャグチャに書き込まれたXAMLファイルをメンテしなきゃいけない時とかには便利じゃないかなぁ、と思います。