SourceChord

C#とXAML好きなプログラマの備忘録。最近はWPF系の話題が中心です。

Visual Studio Code 1.6の新機能・変更点

VSCode 1.6がリリースされました。
https://code.visualstudio.com/updates/v1_6

今回は割と変更点は少な目ですが、個人的に気になった新機能や変更点などをメモしておきます。

エディタ関連

リリースノートの表示

リリースノートが、Webサイトへのリンクではなく、VSCodeのエディタ領域にタブ表示するようになりました。

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アイコン表示

VSCode1.5で追加された、ファイル種別ごとのアイコン表示ですが、 VSCodeのエクスプローラ領域以外に、タブのファイル名横などにも表示されるようになりました。
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VSCodeのウィンドウ切替

現在起動中の、別インスタンスのVSCodeのウィンドウへとスイッチするためのコマンドが追加されました。
コマンドパレットから、Switch Windowというコマンドで別ウィンドウのVSCodeへとフォーカスを移すことができます。

画像サイズと、ファイルサイズ表示

画像を開いたときに、ステータスバーに画像のピクセル数とファイルサイズを表示するようになりました。

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地味に便利♪

ファイル保存時のオートフォーマット

settings.jsonに以下のような設定をすると、ファイル保存時に自動でインデントなどのフォーマットをしてくれるようになります。

"editor.formatOnSave": true

検索履歴

alt+↑alt+↓で、検索時のキーワードを入力履歴から選ぶことができるようになりました。
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その他

extensions.json

.vscodeフォルダ内にワークスペースでの使用が推奨される拡張機能一覧を定義するファイルを作れるようになりました。
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extensions.json

{
    // See http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=827846
    // for the documentation about the extensions.json format
    "recommendations": [
        // Extension identifier format: ${publisher}.${name}. Example: vscode.csharp
        "msjsdiag.debugger-for-chrome",
        "msjsdiag.debugger-for-edge",
        "eg2.tslint"
    ]
}

このファイルを含んだワークスペースを開いているときには、このextensions.jsonに書かれた拡張機能を、以下のように一覧表示したり、ここからインストールできるようになっています。
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