SourceChord

C#とXAML好きなプログラマの備忘録。最近はWPF系の話題が中心です。

がくぽキターwww


買ってしまいました。がくっぽいどww
で、寝る間を惜しんで作ってまいりました。


クロノクロスのオープニング曲を歌わせてみました。
【神威がくぽ】時の傷跡【クロノクロス
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4178826
がくぽの調整は割と早くできたんだけど、オケを作るのに手間取ってしまた・・汗

がくぽの調整について覚書

使ってみた感想は、発音がキレイで使いやすい。低音がいいねw
・ベタ打ちでも意外と言葉がつながってくれる。
(ただし、「た」行の発音がちょっと聞き取りづらい気がする)
・ビブラートとの相性がメッチャいい
速く、深く揺らすビブラートを書けるとGacktっぽくていいw
・買ったCDにサンプルのVSQファイルがついていて、かなり参考になる。

サンプルのVSQファイル

公式サイトなどで公開しているサンプル曲の打ち込みデータが入ってます。
サンプル曲でしっかりと調整されている部分は、
・しゃくりあげるための装飾音符
・ビブラート
・DYNパラメータ
・ピッチベンド
あたり。
各音符のアタックとか、VELパラメータとかはほとんど調整してない。
それでも、あれだけいい出来になるようなので、この辺の調整を中心にやるとよさげw
ほかにもファルセットの部分で、ジェンダーファクターをいじるとか、小技をいろいろとやってます。
一度、ちゃんとサンプルを見てみると勉強になると思う。


で、特に有効だと思ったのは、装飾音符を使ってのしゃくりあげ。
子音部分と、母音部分を別の音符にしてしゃくりあげる、ってのは以前からよくやってたけど、サンプルファイルでは、1オクターブくらい離れた音符からしゃくり上げたりしてる。
で、コレをうまく使うと、溜める感じとかが出来そう。
あと、離れた音符からのしゃくり上げは、発音が軽いと感じる部分で使うと、しっかりした太い声になるので、発音の調整にも使える。

がくぽのブレス特性

ブレスはbr1〜br5まであるけど、使ってみた印象は以下のよう。

普通の長さの場合

・br1:弱い
・br2:強く長く吸う
・br3:ちょっと息を吐いているような雰囲気。あんま聞こえない。
・br4:ハッキリと「強く短く」息を吸う
・br5:ちょっと溜めてから吸い込む感じ。「ん、はぁ」って聞こえる

短めの場合

・br1:あんま聞こえない。「はっ」って感じ
・br2:「はぁ」って吸う。使いやすそう。
・br3:弱め
・br4:一瞬で、詰まらせながら息を吸う
・br5:こっちも一瞬つまる。使いづらそう。

長めの場合

・br1:弱め。音符を長くしても吸い込む時間は短い。
・br2:ロボットっぽくなって汚い。長い時は使わない方がいいかも。
・br3:やっぱ少し息を吐き出してるようにも聞こえる。
・br4:最初小さく、だんだん大きく息を吸い込む
・br5:一瞬詰まってから吸う。舌が絡んだような音。コレは長い音符で使った方がよさそう。

かなり短めのとき

br2位しか使えそうにない。
br4は「っ」(小さい『つ』)の音のときに使えそう

がくぽのブレスまとめ

一番多用するであろうブレスは、br2とbr4かな。
後は、場合によって弱いbr1、br3を使ったり、長いとこでbr5を使ったり。
小さい『っ』のとこで、br4を使うとかかな。